「Webサイトの作り方やデザインを学びたいけど、Web制作系の職業訓練校ってどんな感じなんだろう?ちゃんと就職も出来るのかな?」
ケータ
【注意!】職業訓練はおすすめですが、時期によっては、職業訓練の入校申し込みに間に合わない(4月入校の場合、1月を過ぎている、10月入校の場合7月を過ぎている)ケースがあるため、その場合は無料のプログラミングスクール通いながら、転職、または就職のプランを立てることをおすすめします。
(職業訓練と違い、時期に縛られないため)
もし、転職に悩んでいるのであれば、下記のリンクから、プロに相談することをおすすめします。先ずは気軽に相談しましょう。
厳選プログラミングスクール!
Contents
筆者は職業訓練校の卒業生
私の経歴を話しますと、私は東京都立中央・城北職業能力開発センター赤羽校 Web設計科の卒業生です。
私の経歴はざっくりとですが以下のようになります。
- ニュースサイト更新の派遣の仕事の契約が切れる!
- 職業訓練校に合格・就職・卒業!
- マーケティング系の会社でWebコーダー(1年)
- ベンチャーに転職・Web何でも屋へ(現在~)
Web制作(プログラミング)系の職業訓練には通った方がいい
先に「通うべきか否かの結論」を出しますと、「絶対に通った方が良い」と断言できるほどに、Web制作系の職業訓練をおすすめしています。
※Web制作系に限らず、職業訓練に通えるのであればどんな科目でも通うべきだと考えています。
私自身、スキルが学べて就職が出来たのもおすすめ理由です。
Web制作系の職業訓練について調べると
「IT系の職業訓練はやめとけ」
「職業訓練校に通っても就職出来ない」
「プログラミングスクールの方が就職出来る」
などのネガティブな意見がありますが、これらの意見は全部スルーでOKです!
なぜなら、職業訓練には専門学校やスクールには無い圧倒的な強み(毎月失業保険が貰える、時間的余裕がすごく出来るなど)がありますので、そちらも紹介していきます。
職業訓練・職業訓練校とは
職業訓練・職業訓練校とは、ハローワークが失業中の人や無職の人向けに「スキルを磨いて、就職活動の役に立てよう!」という目的で定期的に開催している、スキル磨きの学校です。
車の整備、電気工事、ビル管理など様々な種類がありますが、Web制作系の職業訓練はその中の科目の一つとなっています。
Web制作系の職業訓練校に通った方がいい理由
ざっと通うべき理由を挙げると以下のようになります。
- Web制作に必要な幅広い基礎知識が身につく
- 学校は16時45分まで、以降は自由時間(土日祝は休み)
- 訓練中は失業保険がもらえる、または給付金がもらえる
- 学費がIT系の専門学校、スクールより圧倒的に安い
Web制作に必要な幅広い基礎知識が身につく
赤羽校Web設計科を例に挙げますと、HTML,CSS,Javascript,PHP,デザイン、サーバー関系やデータベースなどの知識を学ぶことができます。
パソコンの基礎から、コーディング、プログラミング、デザイン基礎の訓練を経て、卒業するころには、動きのあるホームページやスマートフォンにも対応したホームページが制作できるくらいのスキルが身に付きます。
これは、ある程度の実務案件もこなせるくらいの知識やスキルとなります。
- スライダーなどjQueryを使ったホームページ制作案件
- スマホ対応のレスポンシブなホームページ制作案件
- LPのコーディング案件
学校が16時45分に終わる(※赤羽のWeb設計科の場合)
受講する科目によって多少バラつきはありますが、朝9時ごろから授業が始まり、夕方に終わります。
失業保険や給付金の関系で、職業訓練生の労働やアルバイトは禁止されていますので、夕方以降は完全な自由時間となります。
土日祝も休みで夏季休暇と年末年始休暇(共に1週間程度の休み)もありました。
今までブラック企業に勤めてた人は「何をすればいいのかわからない…」と悩むくらいに時間的余裕が出来ます。
※正確には、給付金・失業保険の受給資格を満たすために働いてはいけない
訓練中は失業保険か給付金がもらえる
職業訓練を受講中は毎月、失業保険金、または給付金がでます。
- 失業保険の受給資格あり → 失業保険分 約15万~20万
- 失業保険の受給資格なし → 職業訓練受講給付金 約10万
失業保険は通常3か月程度しか支給されませんが、これがなんと職業訓練校に通ってる間は延長されます。
最長12か月も出るおかげで、働く必要もなく勉強に集中することが出来ます。
※ここでの金額や受給期間については目安となりますので、詳しい金額や受給条件は調べるか、ハローワークで聞いて下さい。
職業訓練の授業料はコスパ最強
職業訓練は1年コースの場合、ほとんどの科目で受講料がかかりますが、それを差し引いてもコスパ最強です。
- IT系の専門学校:1年間100万円以上
- Web制作スクール:50時間 約15万円ほど
- 職業訓練:1年間(約1400時間) 約13万円
どれだけコスパがいいかわかると思います。さらに毎月失業保険や給付金がもらえるので、学費を払ってもプラスになります。
Web制作系の職業訓練の就職について
Web制作系の職業訓練で就職できるかできないか
就職については、選り好みをしなければほぼ就職できます。
ちなみに赤羽校のWeb設計科については、平成28年度は約96%と高い実績を公表しています。
今は求人も多くリクナビ・マイナビ・転職エージェントなど使えるものを全部使っていけば、それほど苦労しなくても就職出来ると思うよ。
【まとめ】Web制作系の職業訓練についてのまとめ
- 受講料めっちゃ安いから通った方がいいよ
- 毎月失業保険か給付金が貰えるから通った方が良いよ
- 放課後、時間余りまくるし土日祝も休みで、独学もバリバリ出来るから通った方がいいよ!
- 就職は選り好みをしなければ、よほどのことが無い限りできるよ!
職業訓練校は見学会も行われていますので、実際にどういった雰囲気なのかをとりあえず見に行く、というのもアリだと思います。(4月開講のコースの見学会は1月ごろに行われる)
また、近年も「Web制作系やプログラミング系の倍率が高く、受からなかった…」という事例が結構あるようなので入校試験・面接の対策は必須です。
私は赤羽校のWeb設計科に入校する1年前、飯田橋校のパソコングラフィック科を一度落ちています。
飯田橋の職業訓練を落ちた経験・赤羽校を合格した経験から、どうすれば入校出来るかのノウハウ的なものもまとめましたので「職業訓練に絶対受かりたい!」という方は下記の記事も是非読んで下さい。
受講者希望者同士の席の奪い合いで、Web制作系などの人気科目は、倍率も2倍~4倍とかなり高く、受かるには対策が必須と言ってもいいくらいになっているんだ。
高い倍率の科目に合格するためのコツもまとめたから読んでみてね。

職業訓練はおすすめですが、時期によっては、職業訓練の入校申し込みに間に合わない(4月入校の場合、1月を過ぎている、10月入校の場合7月を過ぎている)ケースがあるため、その場合は無料のプログラミングスクール通いながら、転職、または就職のプランを立てることをおすすめします。
(職業訓練と違い、時期に縛られないため)
もし、転職に悩んでいるのであれば、下記のリンクから、プロに相談することをおすすめします。先ずは気軽に相談しましょう。
厳選プログラミングスクール!