プログラミングは職業訓練で学ぼう!【メリット・デメリットも解説】

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プログラミングの学習で迷ってる人
「エンジニアになりたいけど、専門学校、プログラミングスクール、無料サイト、どれがいいのかな?選択肢も色々あって悩んじゃうね」

ケータ

今回は、プログラミングは職業訓練で学ぼう!ということで、プログラミングは職業訓練でも学べるということと、学んだ方がいい理由・職業訓練で学ぶメリットとデメリットも解説するよ。

実際に職業訓練でWeb制作とプログラミングを学んだ身としては「こんな良いところ他には無い!」くらいの感想だったから、プログラミングを学ぶ一つの選択肢として、職業訓練も加えてほしいなと思っているよ。

追記(2019年11月2日)

職業訓練とプログラミングスクールを徹底比較した記事も公開しました!
こちらはプログラミングスクールと職業訓練、どちらに通った方が良いのか、悩んでいる人向けの記事となっています。

カリキュラム、費用、就職など、気になるところを徹底比較!プログラミングスクールと職業訓練、どちらに通うべきかわかるようになりますので、下記の記事もどうぞ!

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プログラミングを職業訓練で学ぶ圧倒的メリット

職業訓練は、他のプログラミングスクールにはない、圧倒的なメリットがありますので、代表的なものを紹介していきます。

お金を払うのではなく、お金をもらえる。

プログラミングスクールであれば、毎月授業料を払わなければいけないですが、職業訓練の場合は逆に毎月お金がもらえてしまう不思議な事が起こってしまいます。

  • 失業保険の受給資格あり
    →失業保険分 約15万~20万
  • 失業保険の受給資格なし
    職業訓練受講給付金 約10万

※失業保険の受給資格が無く、職業訓練受講給付金を申請する場合は、世帯年収が特定以下などの条件があります。

通常、失業保険は約3か月間の待期期間と、約3か月間の支給となりますが、職業訓練に入校した場合、自己都合退職でも3か月の待期期間が撤廃され、当月分から支給されるようになります。

また、通常3か月程度しか支給されませんが、職業訓練に通う事で、通っている間は毎月支給されるようになります。

プログラミング系の職業訓練に多い、1年コースの場合は通っている間の1年間は失業保険が毎月給付されるということになります。

※入学時のみ約13万の授業の支払いがありますが、その後は毎月15万~20万程度支給されます。

17時以降は自由時間

職業訓練の時間は、9時~17時(訓練校によりバラつきあり)で終わりますので、夕方以降の時間は自由時間となります。

また、この時間は、失業保険の受給資格を満たす必要があるため、基本的にアルバイトなどの労働をしてはいけません。

アルバイトも禁止されているので、完全な自由時間となります。
遊びに行く、ネットサーフィンをする、復習をするなど、個人で何をしても自由です。

時間的余裕がかなりできますよ!

※週20時間未満等、雇用保険の加入条件を満たさない場合の労働は可能なケースがありますので、少しでも稼ぎたい方はハローワーク職員と相談する必要ありです。

最低限就職出来るレベルのスキルは身に付く。

職業訓練校というだけあって、最低限就職できるレベルのスキルは身に付きます。

ただ、学校も1年という短い期間で色々と教えようとするので、授業自体は駆け足になってしまう事が多いです。

夕方以降も独学に取り組めば、強いエンジニアになれる。

訓練校の授業だけで、立派なエンジニアになれるかと言われれば、残念ながらそんな事はありません。

東京都内の職業訓練は、フロントエンド、バックエンド、ネットワーク系とありますが、どれも基本的な事しか学びません。

ただ、時間的余裕はかなりできますので、訓練が終わる→家で独学を繰り返すことで、スキルを高めることはできます。

幸い、お金に関しては失業保険や給付金でますので、生活を気にせず勉強ができるのもメリットなります。

授業+独学を併用すれば、4か月~6か月で就職(最速でエンジニア)も可能

職業訓練の就職活動ですが、

1年間通う→就職活動 ではありません。

在学中に就職活動→就職したら卒業、となります。

つまり、1年間丸々通うのでは無く、授業と並行して就職活動を行い、就職出来た人から卒業、という形になります。

私が通っていたころは、クラスのほとんどが半年を過ぎたあたりから就職活動を始め9か月目には、企業で働き始め、卒業していった人も多く、教室がさみしくなっていましたね。

就職活動が早かった人は、4か月目にして就職し、卒業していましたので最速でエンジニアになりたい!って方にもおすすめです。

プログラミングを職業訓練で学ぶデメリット

職業訓練のメリットをみて、おいしい話と思ったかも知れません。

しかし、職業訓練にもちゃんとデメリットがありますので、そちらも解説します。

誰でも訓練を受けられるわけではない

職業訓練は、入校を希望すれば誰でも入れるわけではありません。

定員数も定められており、筆記試験と面接に合格する必要があります。

基本的には失業中の人、または無職の人向けですが、少し裏技的なになりますが、在職中でも退職予定日が決まっている場合は職業訓練に入校試験の申請を行う事が可能です。

入校時期が限られてる

1年コースの場合は、毎年1月ごろにしか募集を行っておらず、この時期に管轄のハローワークに出向き、職業訓練に通いたい旨を伝えることで、入校試験の申し込みを行う事ができます。

無事試験に合格することで、4月から職業訓練校の生徒となります。

例えば6月の今ごろに職業訓練でプログラミングを学びたいと思った場合は、来年の1月に試験を申し込みをし、合格して4月から生徒に…という形になります。

この場合、結構時間が空いてしまいますので、独学で勉強したり、それこそスクールに通った方がいいケースかも知れません。

また、退職のタイミングや失業保険のタイミングをアルバイトを使って調整するなどの手間が発生してしまいます。

失業保険ではなく、給付金をもらうという線もありますが、給付金は失業保険をもらうよりも条件が複雑で、可能であれば失業保険の受給資格を持った上で、入校することをおすすめします。

収入が月15万~20万程度に固定される

先ほども触れましたが、職業訓練に通っている間は、基本的に労働は禁止されています。

ですので、収入源は失業保険分のみで金額として15万~20万程度で毎月生活しなければなりません。

他で収入を得た場合、失業保険の減額やストップされてしまう可能性がありますので、収入の予定や労働の予定がある場合はハローワークに相談しましょう。

週20時間までならOK等、細かい説明もありますので全部が全部ダメというわけではありませんので、この辺りもハローワークで確認すると良いです。

日々のランニングコストが高い場合、失業保険金だけでは生活が厳しくなる恐れがあります。

独立やフリーランスを目的とした場合、試験で落ちる

職業訓練は、あくまで就職を目的としており、学校側は就職率の改善・上昇という明確な目的を持っています。

独立やフリーランスになるために、職業訓練に通いたいと申し込んだ場合は、ハローワークの受付の人に止められるか、試験面接で落ちてしまいますので注意が必要です。

プログラミング系の職業訓練に対する・疑問点に回答

職業訓練・プログラミングでググるとネガティブな意見も結構ありますので、その意見に私なりの見解を述べたいと思います。

カリキュラム古くない?大丈夫?

プログラミングの基礎を学ぶには十分すぎるくらいのカリキュラムです。

古いカリキュラムと感じた場合でも、夕方以降自由時間なので、不安があるなら独学の時間を駆使し、自己で解決していけばOKです。
(※極端な話としては、学校のカリキュラムに期待せず、夕方以降の自由時間に本気で独学に取り組んでエンジニアを目指すのもアリだと思っています。)

個人的な見解としては、職業訓練校やスクールでいくら学んだところで、実務1年目の経験にはかないません。

大事なのは、いかに就職までたどり着けるかであり、その条件はスクールも職業訓練も大差は無いのです。

むしろ、毎月お金をもらえる職業訓練の方がお得なくらいです。

※スクール卒業者専用の求人があり、どうしてもそこに応募したいという場合は別ですが、エージェントや就職サイトを使った場合、就職に差は無いと思います。

ちゃんと就職出来るの?

就職は出来ます。

赤羽校は近年の就職率で96%と高い数字を出しています。

フロントエンド、バックエンド、ネットワーク系のIT系の職業訓練は、エージェントや学校に張り出される求人などに積極的に応募すれば、就職に困るということは無いでしょう。

職業訓練の雰囲気とかどうなの?怖い人いない?

私の通っていた赤羽校が例となりますが、昭和に建てられた中学校~高校な雰囲気となります。

素敵なオフィスのような環境で勉強…というより、ちょっと古臭い学校での授業、という感じになります。

職業訓練は、給付金目的としたやる気の無い人がいるのでは?

定員割れしている科目は合格もしやすいため、給付金目的の人や変な人がいる傾向は確かにあります。

プログラミング系は人気科目で、倍率も2倍近くあり、変な人は面接で足切りされます。

プログラミング系の科目においては、まじめな人が多いです。

プログラミング系 職業訓練のメリットデメリットまとめ

メリットまとめ

  • 授業料は約13万で、スクールに比べやすい
  • 失業保険の待期期間解除・通っている間は延長
  • 毎月15万~20万程度、支給される(失業保険の場合)
  • 最低限、就職出来るレベルのスキルは身に付く
  • 夕方以降は自由時間、独学の時間もたくさんとれる
  • 授業+独学を併用すれば、4か月~6か月で就職も可能

デメリットまとめ

  1. 誰でも受講できるわけではない・定員がある
  2. 入校時期が限られる、募集1月・入校4月(1年コースの場合)
  3. 基本的に働いてはいけないので、毎月15万~20程度で生活する必要がある。
  4. 独立やフリーランスを目的とした場合は入学できない。

まとめ

職業訓練のメリットは本当に凄いですが、反面、入校試験や時期などが限られてしまうのがデメリットとなってしまいます。

もし、プログラミングを始めてみよう!と思い立った時期と職業訓練校の募集が重なった場合は、職業訓練をおすすめします。

また、どうしても職業訓練に通いたいという場合は、退職→アルバイト→職業訓練校という流れもオススメです。

在職中での、申し込み方法は過去に解説もしていますので、よろしければそちらの記事もご覧ください。

また、冒頭でも記載しましたが、プログラミングスクールと職業訓練をわかりやすく比較した記事も書いていますので、こちらもどうぞ。

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・ITエンジニアは、職業訓練の多くの科目よりも、給与水準が高く、在宅ワークなど会社に縛られない働き方が魅力の職業です。