「Webディレクターの勉強方法が知りたいけど、具体的に何を勉強したらいいのかな?スキルアップした後は、キャリアアップや年収アップに繋げる活かし方も知りたいな。」
ケータ
私もWebディレクターになりたての頃は本などでめちゃめちゃ勉強しました!
今回は、私がWebディレクターのなりたての頃に行った勉強方法や、勉強してスキルを身に付けた後のキャリアアップの方法や年収アップへの活かし方などを解説します。
駆け出しWebディレクター~経験年数1年~2年のWebディレクターにおすすめの記事となっています。
この記事を読む事で、
- Webディレクターは何を勉強したらいいのか
- おすすめの勉強方法
- 勉強した後のスキルの活かし方
と、言ったことがわかるようになります。
Contents
Webディレクターは最低限、これだけは勉強しておこう
Webディレクターとしての最低限の知識が無いと、制作チームやクライアントと意思疎通が出来ず、仕事として成立しないレベルにまでなってしまいますので、未経験でWebディレクターに就職予定、駆け出しWebディレクターは最低でも下記は勉強しましょう。
- Webディレクションに関する本を1冊
- ITパスポートの教本を1冊
- Webディレクターのブログで勉強
- 対人スキルを学ぼう
Webディレクションに関する本を1冊
Webディレクターは、とにかく幅広い知識を求められます。
Webディレクションに関する本は、Webディレクターに必要なスキルをとにかく幅広く記載していますので、先ずはWebディレクターが何たるかを知るためにも1冊勉強しましょう。
Webディレクターがどう立ち回れば良いのかが理解できるようになります。
ITパスポートの教本1冊
Web業界の一般常識を学ぶのにおすすめなのが、ITパスポートの教本です。
ITパスポートはWeb業界の最低限の常識の他にも、経営やマーケティングについての知識も学べるため、幅広く知識を必要とされるWebディレクターにもおすすめの勉強法です。
幅広い知識を知っていると「聞き返す」「確認する」と言った行動が大幅に短縮でき、業務の時短にも繋がりますので勉強しましょう。
資格は特に取る必要は無いですが、興味があれば受けてみても良いと思います。
先人のWebディレクターブログで学ぶ
最強の勉強方法です。
「スケジュールを立てる時に何に気を付けたか」「ヒアリング時に意識したことは何か」など、教本には載ってない、実務レベルで役に立つことを学べます。
- ヒアリングシート
- スケジュール表
- チェックリスト
などを、ダウンロード可能な状態で公開しているWebディレクターもいますので、実務としての経験が浅い場合は使っていきましょう。
対人スキルを学ぼう
一通り勉強した後は、過去記事でも紹介したWebディレクターのコアスキルでもある対人スキル「コミュニケーション」「リーダーシップ」「マネジメント」の専門書を一冊ずつ読み、勉強しましょう。
Webディレクターの知識をいくら勉強しても、専門的な話でいけなくなってしまうケースもあります。
その時に「素直に聞ける謙虚さ」や「クラアントを不快にさせないコミュニケーション能力」「制作チームに信頼されるリーダシップ・マネジメント」があると、例え専門的な知識が無くても、業務を滞りなく遂行することが出来ます。
要は、クライアントと制作チームを不快にさせないためにも、指揮役のWebディレクターが対人スキルを持っている必要があります。
最低限の勉強をした後は「現場で使うスキル」を学ぼう
最低限必要な勉強をした後は「現場で使うスキル」を重点的に学ぶことをおすすめします。
Webディレクターを極めようと思うと、下記のスキル全てを身につけなければならず、勉強も大変です。そもそも全てを網羅しているWebディレクターというのもなかなかいません。
- マーケティングスキル
- 課題抽出スキル・分析スキル
- 課題解決スキル・提案スキル
- ライティングスキル
- フロントエンド知識
- バックエンドの知識
- その他の知識(各種メディア・コンテンツ・SEO・広告)の知識など
まずは、自分の業務と関係のあるスキルから重点的に学んでいきましょう。
制作ディレクターであれば、フロントエンドの知識やライティングの知識を優先的に勉強し、運用ディレクターであれば、課題抽出スキルや、SEO、広告などを優先的に勉強すると、業務にも役立ちます。
ダメな例としては、制作ディレクターなのに広告運用の勉強をすると言った感じですね。
制作ディレクター&運用ディレクター、どちらも学ぶべきスキル
マーケティングスキル
マーケティングスキルは、近年のWebディレクターなら持っていて当然のようなスキルと化しています。
マーケティングスキルを持っていると、ターゲット顧客が好むWebサイト・Webデザインなど、制作面でも役に立ち、どういったキャンペーンやクリエイティブ(広告文)で売れやすいかなど、運用面でも大変役に立つスキルです。
Webディレクターが身に付けて、損の無いスキル第1位です。
ライティングスキル
ライティングスキルを持っていると、外部ライターに頼む必要がなくなります。
制作であれば、コーポレートサイトのアピール文言など、運用であればECサイトの商品の説明文を書けるようになります。
ライティング出来る範囲としては、ブランド感に沿ったライティングやセールスライティングの取得がおすすめです。
制作ディレクターが学ぶべきスキル
フロントエンド全般
ホームページ制作に関する全般的な知識(html/css/javaScript/やWebデザインなど)です。
知っていると知っていないでは、制作チームへの指示に大きく影響しますので、勉強をおすすめします。
こちらは、本で勉強するよりも実際にホームページを一つ作ってしまう方が勉強になりますので、progateなどの無料教材で学んだあとに制作しましょう。
システム関係も担当するのであればバックエンドの知識も勉強しましょう。
運用ディレクターが学ぶべきスキル
運用ディレクターは学ぶべきスキルが多いため、自分の実務に関係ありそうなものから学んで下さい。
- SEO
- EFO
- 分析ツール(アナリティスク・サーチコンソール)
- アフィリエイト広告
- リスティング広告
- SNSコンテンツ
- 動画コンテンツ
- ブログコンテンツ
- LPの知識
- トリプルメディアの知識
運用ディレクターは数字を上げるために、先ずは課題抽出し、その後に解決策を考えます。
課題を抽出するためには「どこの何が悪いのか」を探す必要があり、そのためにも上記のスキルが全般的に駆使し、悪いところを探すため多くのスキルが必要となります。
業務で使っているスキルがあればそれぞ重点的に学ぶ、もしくは自分の興味のあるスキルを学ぶ形で良いと思います。
おすすめ勉強法4選
IT系情報サイト
Webでの情報収集です。
と言ったものがあります、他にもYahoo!のITのジャンルや「Webディレクターブログ」で検索をかけるのもいいでしょう。
基本的には勉強と言うよりも、世の中のトレンドに関する情報収集です。
セミナー・ITのイベントなど
オフラインでの情報収集となります。
個人や企業が行っている、IT関連のセミナーに参加するのは勉強になるほか、モチベーションアップに繋がりますのでおすすめです。
IT企業の社長のセミナーなどが無料で聞けたりと、勉強と言うよりも「良い刺激」を受けにいく、と言った感じです。
本
王道の勉強方法ですね。
体系的にババっと学びたい時には、本がおすすめです。
ただ、Web業界はトレンドの移り変わりも早いですので、書籍を選ぶ時は出版年月にも注意して下さい。
スクール
自分で勉強できない&基礎を完璧にしたい方におすすめです。
スクールでおすすめなのが、テックアカデミーのディレクターコースですね。
こちらは、今まで体系的なディレクションを学んでこなかったWebディレクターや、これからWebディレクターになりたい人におすすめのコースです。
また、UI/UXやマーケティングなど、ディレクターに関係する科目が学べるのも良いポイントです。
受講者専門の求人サポートもありますので「学び直す→転職を考えてる」と言った方にもおすすめです。
【悲報】スキルを学んでも実績にしなければ意味が無い
スキルを学んだ後は、現場なり案件なりで活かし、実績として証明できるようにしましょう。
市場価値としても「実務で使った事ある>知識として知っている」ですので、案件に織り交ぜていけば十分な実績となります。
一度、実務経験があれば経験者を名乗れますので、その後は新しい案件にどんどん飛び込み経験値を積んでいきましょう。
「スキルが足りなくて業務をこなせるか心配…」と思ったかも知れませんが、現場に飛び込むと厳しい環境に揉まれ、自然とスキルが伸びますので、悩むよりも飛び込んだ方が成長も早くなります。
まとめ
- ディレクションの本1冊・ITパスポート・先人のブログ、対人スキルを学ぼう。
- その後は、現場で使うスキルを重点的に身に着けよう
- おすすめの勉強法は、情報サイト・セミナー・ブログ・本・スクールなど
- スキルを学んだら、市場価値を上げるために実績を作ろう
今回は、Webディレクターの学ぶべきことを重点的にお話しました。
最低限の勉強をした後は、現場で使うスキルを勉強し、実績をつけ、自分の市場価値を上げていきましょう。
市場価値が上がれば、後は正しい行動をする事でキャリアアップや年収アップもしていきますので、新たな技術が会得出来る現場や副業でWebディレクターをやるなど、新しいことにチャレンジしていきましょう。
過去に、Webディレクターの年収も上げる方法を掲載していますので、よろしければこちらもご覧下さい。